外部公開したいときに使えるプロンプト集
対象読者: Claude Code でサイトやアプリを作ったけど、「公開する」ための指示の出し方がわからない人。ロリポップ!レンタルサーバーでの公開を前提としています。
なぜ「公開用のプロンプト」が必要なのか?
Claude Code で作ったサイトは、そのままでは「自分のPC上」でしか見られません。外部に公開するためには、以下のような追加作業が必要です:
- 本番環境に合わせた設定の調整
- セキュリティ対策
- パフォーマンスの最適化
- SEO対策
これらをすべて Claude Code に指示できます。 以下のプロンプト集をコピペ&カスタマイズして使ってください。
Step 1: 公開前の最終チェックを依頼する
プロンプト: 公開前チェックリストを作ってもらう
このWebサイトをインターネットに公開します。
ロリポップ!レンタルサーバーにアップロードする前に、
公開前のチェックリストを作って、問題があれば修正してください。
チェックしてほしいポイント:
- リンク切れがないか
- 画像パスが正しいか(相対パスになっているか)
- 個人情報やテストデータが残っていないか
- メタタグ(title, description)が設定されているか
- favicon が設定されているか
- OGP画像(SNSシェア用)が設定されているか
ポイント
- 公開前に必ずやるべきチェックを Claude Code に網羅してもらえる
- 「修正してください」と付けることで、指摘だけでなく修正済みのコードがもらえる
Step 2: SEO対策を施す
プロンプト: 基本的なSEO対策
このHTMLファイルに SEO 対策を施してください。
対策してほしい内容:
- title タグを最適化(30文字前後で、キーワードを含む)
- meta description を追加(120文字前後で、ページの内容を要約)
- 見出しタグ(h1〜h3)の構造を最適化
- 画像に alt 属性を追加
- 構造化データ(JSON-LD)を追加(ローカルビジネスの場合)
- canonical URL を設定
- sitemap.xml を生成
サイトの情報:
- サイト名: ○○
- 事業内容: ○○
- ターゲットキーワード: ○○
- 所在地: ○○(ローカルビジネスの場合)
[ここにHTMLコードを貼る]
プロンプト: sitemap.xml と robots.txt を生成
以下のサイト構成で sitemap.xml と robots.txt を作ってください。
ドメインは https://www.example.com です。
ページ一覧:
- トップページ (index.html)
- サービス紹介 (service.html)
- 会社概要 (about.html)
- お問い合わせ (contact.html)
- ブログ一覧 (blog/index.html)
Step 3: セキュリティ対策を指示する
プロンプト: お問い合わせフォームのセキュリティ
このお問い合わせフォーム(PHP)にセキュリティ対策を追加してください。
必要な対策:
- CSRF 対策(トークンの生成と検証)
- XSS 対策(入力値のエスケープ)
- SQLインジェクション対策(もしDBを使っている場合)
- メールヘッダインジェクション対策
- 入力値のバリデーション強化
- レートリミット(連続送信の防止)
ロリポップ!のサーバーで動くPHPコードにしてください。
[ここにPHPコードを貼る]
プロンプト: .htaccess でのセキュリティ設定
ロリポップ!のサーバー(Apache)で使う .htaccess ファイルを作ってください。
設定してほしい内容:
- ディレクトリ一覧の表示を無効化
- .htaccess 自体へのアクセスを禁止
- 特定のファイル(.env, .git 等)へのアクセスを禁止
- XSS 対策のヘッダー追加
- クリックジャッキング対策
- HTTPS へのリダイレクト(SSL設定済みの場合)
- キャッシュの設定(画像・CSS・JSの有効期限)
Step 4: パフォーマンス最適化を依頼する
プロンプト: 表示速度の改善
このWebサイトの表示速度を改善してください。
やってほしいこと:
- CSS を minify(圧縮)する
- JavaScript を minify する
- 画像の遅延読み込み(lazy loading)を設定する
- 不要な CSS / JavaScript を削除する
- フォントの読み込みを最適化する
- above the fold(最初に見える部分)の表示を優先する
ロリポップ!のサーバーで動かします。
ビルドツール(webpack等)は使わず、手動で適用できる方法でお願いします。
[ここにHTMLコードを貼る]
ポイント
- ロリポップ!の場合、Node.js のビルドツールは使えないことが多い
- 「手動で適用できる方法」と指定することで、ビルド不要な最適化を提案してくれる
Step 5: レスポンシブ対応の最終調整
プロンプト: スマホ表示の修正
このHTMLをスマホで見たときの表示を改善してください。
修正してほしいポイント:
- ナビゲーションメニューをハンバーガーメニューにする
- テーブルを横スクロール対応にする
- フォントサイズをスマホでも読みやすいサイズにする
- 画像がはみ出さないようにする
- タップ領域を十分な大きさにする(最低44px × 44px)
- viewport の meta タグを確認する
[ここにHTML/CSSコードを貼る]
Step 6: 独自ドメインでの公開を設定する
プロンプト: 独自ドメイン用のHTML修正
このサイトを独自ドメイン(https://www.example.com)で公開します。
以下を修正してください:
- すべての内部リンクを独自ドメインに対応させる(相対パスに統一)
- OGP タグの URL を独自ドメインに変更
- canonical URL を独自ドメインに設定
- sitemap.xml のURLを独自ドメインに更新
- robots.txt の Sitemap パスを更新
- Google Search Console 用の認証ファイルの設置場所を教えて
ポイント
- ロリポップ!では独自ドメインの設定はコントロールパネルから行う
- HTML側の修正は Claude Code に任せ、DNS設定やドメイン紐付けはロリポップ!の管理画面で行う
Step 7: SNSシェア対応
プロンプト: OGPタグを設定する
このHTMLに OGP(Open Graph Protocol)タグを追加してください。
SNS でシェアされたときに、きれいなカードが表示されるようにします。
設定情報:
- サイト名: ○○
- ページタイトル: ○○
- 説明文(80文字以内): ○○
- OGP画像URL: https://www.example.com/images/ogp.jpg
- サイトURL: https://www.example.com
- Twitter カード形式: summary_large_image
- Twitter アカウント: @○○
[ここにHTMLの<head>部分を貼る]
Step 8: 公開後のアクセス解析を設置する
プロンプト: Google Analytics の設置
このHTMLに Google Analytics(GA4)のトラッキングコードを設置してください。
測定 ID: G-XXXXXXXXXX
設置のポイント:
- 全ページの <head> 内に設置
- Cookie 同意バナーとの連携(必要に応じて)
- ページビュー以外にも、ボタンクリックなどのイベントトラッキングを設定
対象ページ:
- index.html
- service.html
- about.html
- contact.html
Step 9: 公開手順を確認する
プロンプト: デプロイ手順書を作ってもらう
以下のファイル構成のWebサイトを、ロリポップ!レンタルサーバーにアップロードして公開する手順書を作ってください。
ファイル構成:
├── index.html
├── service.html
├── about.html
├── contact.html
├── css/
│ └── style.css
├── js/
│ └── main.js
├── images/
│ ├── logo.png
│ ├── hero.jpg
│ └── ...
├── .htaccess
├── sitemap.xml
└── robots.txt
前提条件:
- ロリポップ!のアカウントは作成済み
- 独自ドメインは ○○.com(設定済み / これから設定)
- FTPソフトは使わない(ファイルマネージャーを使う)
手順はスクリーンショットなしでもわかるように、具体的に書いてください。
困ったときのプロンプト
「アップロードしたけど表示されない」
ロリポップ!にHTMLファイルをアップロードしましたが、
ブラウザでアクセスすると表示されません(404エラー / 真っ白 / レイアウトが崩れている)。
状況:
- アップロード先: /home/users/○○/web/
- アクセスURL: https://○○.com
- 起きている現象: ○○
考えられる原因と対処法を教えてください。
「SSL(HTTPS)にしたい」
ロリポップ!で公開しているサイトを HTTPS 対応にしました。
HTTPでアクセスされた場合にHTTPSにリダイレクトする .htaccess を書いてください。
また、HTML内の http:// で始まるリソース参照があれば、
https:// に修正するか、プロトコル相対URL(//)に変更してください。
[ここにHTMLコードを貼る]
「エラーが出ている」
ロリポップ!にアップロードした PHP ファイルでエラーが出ています。
エラーメッセージ:
○○○○
PHPバージョン: ○○(ロリポップ!の管理画面で確認できます)
このエラーの原因と修正方法を教えてください。
[ここにPHPコードを貼る]
まとめ: 公開までのプロンプトフロー
作成 → チェック → SEO → セキュリティ → 最適化 → レスポンシブ → ドメイン対応 → SNS対応 → 解析設置 → 公開
| ステップ | プロンプトのキーワード |
|---|---|
| 公開前チェック | 「公開前のチェックリストを作って、問題があれば修正して」 |
| SEO対策 | 「SEO対策を施して」「sitemap.xmlを生成して」 |
| セキュリティ | 「セキュリティ対策を追加して」「.htaccessを作って」 |
| パフォーマンス | 「表示速度を改善して」「手動で適用できる方法で」 |
| レスポンシブ | 「スマホ表示を改善して」 |
| ドメイン対応 | 「独自ドメインに対応させて」 |
| SNS対応 | 「OGPタグを追加して」 |
| アクセス解析 | 「GA4のトラッキングコードを設置して」 |
| 手順確認 | 「ロリポップ!へのアップロード手順書を作って」 |
Claude Code に正しく指示すれば、プロのWebデベロッパーがやるような公開前作業を、非エンジニアでも漏れなく実行できます。